こんにちは、きんどるどうでしょうです。新企画「きんどうが気になってる新刊を代わりに紹介してください(仮)」の2冊目。
"このマンガがすごい2017男性1位"にも輝いた『中間管理録トネガワ』 に続くカイジスピンオフシリーズ最新作『1日外出録ハンチョウ』第1巻のレビューをいただきました。
トネガワはサラリーマンの悲哀や管理職の生き様などが醍醐味でしたが、今作のテーマは『飯テロ』。もちろん、ただの飯テロではない、本当に…あらゆる手管で…飯を味わい尽くす…。
はいどうもみなさんこんにちは! まさかきんどうさんに寄稿する機会が来るなんて思わなかった! どうもなるほ @____nrh です! 普段はなるブロという個人ブログを運営しています。 今回は『1日外出録ハンチョウ』の書評です。
それではいってみましょう。 『1日外出録ハンチョウ』って?
『中間管理録トネガワ』に続く、『カイジシリーズ』のスピンオフ第2弾です。 主人公は大槻。帝愛の地下強制労働施設のE班トップの男です。 これはそんな大槻の1日外出の記録となっています。
とにかく面白い
小並感で申し訳ないんですけど、とにかく超絶面白いんですよ。『1日外出録ハンチョウ』は。 『中間管理録トネガワ』もそうでしたが、あのシリアスな福本テイストで下らないことを真剣に考えているのが、本編カイジでは見られない魅力ですね。 『1日外出録ハンチョウ』は、基本的に...というか9割方班長大槻が飯食うだけの漫画です。
夏祭りに行きたくなりますねえ......! 本著は深夜にあまり読まない方がいいです。絶妙に気軽に手を出せる食べ物がポンポン出てくるんですよね。
特に面白い回
しかし時々、飯を食うことが目的ではない1日外出があります。それが地下で行っている物販の商品の仕入れです。それもただ無思考に同じポテチや柿ピーを買うだけじゃないんですよ。消費者の購買意欲をなくさないために、工夫を凝らしています。
商品の厳選に余念がありません。ボッタクリの物販もこういう苦労の末のビジネスだと思うと憎めな......いやそんなことな いか。
いつもは商品の仕入れだけで終わるのですが、この回では一味違います。
新商品の開発です。 競合相手である他の班の物販が、最近盛り上がってきたためでしょう。厳選した商品とはいえ、仕入れた物をそのまま売ってるだけです。 大槻はこれでは差別化ができないと考えました。
彼と部下の沼川は新商品開発のため、様々なアイデアを出し合います。部下の意見を否定せず、むしろもっとくれと促す大槻。
あれ? これかなり理想的な上司じゃないか?
ていうか大槻って基本的に有能なのになんで地下に堕ちたんでしょうね......。 そこらへんも今後の『1日外出録ハンチョウ』で明らかに......ならないか。
これ基本的に飯テロ漫画だったわ!
2人は色々とアイデアを出し合いますが、気づけば......この大槻かわいすぎるんだよなあ! ほんとすこです。
結局はこの日は何も思いつかずに就寝。翌日も朝から新商品のネタを探しますが、見つかりません。
そしてタイムリミットまで残り1時間となりました。この光景を見て、大槻は何かを閃きます。あの光景の何にインスピレーションを受けたのか? その悪魔的閃き、天啓とはなんなのか? その答えは、本著でご確認ください!
自分はめっちゃ笑いましたwww
最後に
いかがでしたか?
カイジが好きな方にはもちろん、カイジを読んだことない方にも自信を持っておすすめで きます! 普通とは違う、新たな笑いを体験できますよ。ではでは!
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1日外出録ハンチョウ(1)
地の獄…! 底の底…! 帝愛地下労働施設…! 劣悪な環境である地下にいながら「1日外出券」を使い、地上で贅の限りを尽くす男がいた…! その名は大槻…! E班・班長にして、1日を楽しみ尽くす匠…! 飲んで食って大満喫…! のたり楽しむ大槻を描く、飯テロ・スピンオフ第1巻‥!
*今回、書紹介のため本文内画像を複数引用しております。引用といえる範囲内での画像書籍画像を本文内に掲載しておりますが、著作権者の方から申し立て頂き次第すぐに削除等の対応をさせていただきます。
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— きんどう (@zoknd) June 15, 2017