ライターのたまごまごです。一迅社が、コミックスを中心に50%還元の大セールをしています。ものすごい数の対象冊数の中から、この機会に買っておきたいオススメをいくつかご紹介します。
たまごまご推薦!ふともも写真から格ゲー少女まで、この機会に読んでおきたい一迅社作品
格闘ゲーマー少女たちの集い「いつかみのれば」
いつかみのれば: 1 (百合姫コミックス)
勉強も運動も苦手で友達もいない少女、揺篭みのる。プロゲーマーを目指す少女・四条と出会ったことで、彼女の世界は一変する。「対戦して勝つこと」を目指す格闘ゲームという世界の中で、「楽しむこと」「勝つこと」「負けること」様々な感情と向き合うみのる。「格ゲーって何が楽しいの?」そんな疑問を抱えながらも、彼女は今日も筐体の前へと足を運んでいく――。少女たちが織りなす青春格ゲー物語、堂々開幕!!
高校入学したばかりのみのるが出会ったのは、プロゲーマーを目指す少女、プレイヤーネーム四条。ド素人のみのるは最初四条にボコボコにされますが、基本を教わった途端に動きが変わります。才能があると見抜いた四条は、みのるに言う「私があなたを世界で2番目にしてあげる」。
百合姫コミックスから出ている百合マンガ……なのですが、ガッチガチに格ゲーの解説が載っています。フレーム(キャラクターアニメーションのコマ割り)解説している百合マンガはこれしかないと思う。択の取り方、壁際の読み合い、スカ確と暴れなどなど、コアゲーマーしか使わない単語がどっさり。図説しているのでわかりやすいです。
「格ゲーっていうのは、相手が嫌がることを一生やり続けないとダメなの」など、ゲーマーならあるあるなセリフも盛り沢山。少女たちの距離感が描かれているので百合マンガ好きにはもちろんオススメですが、格ゲー好きの人にこそ一度は読んでもらいたい作品です。
姫さまは、みんなから愛でられる大切な存在なのです「姫さまは退屈を知らない」
姫さまは退屈を知らない (REXコミックス)
ミ・ターカ王国の国民たちの楽しみは、姫さまのノザキをいじって遊ぶこと。今日も国には姫さまの天然リアクション芸が響き渡る!
第一王女のノザキは、国民を愛する姫さま。まだ幼い彼女、どうにもそそっかしいところがある。しかも少々見栄っ張り。家臣をはじめ、国民全員がそんな彼女を見守っている。姫さまからかい計画を国をあげて行うのが、国民の最大の楽しみ。
小動物のようなノザキ姫を愛でる作品。国民総出で常にドッキリをしかけている状態。知らないのは姫さまだけという、ダイナミックな取り組みが面白い。
バレンタインデーを知らない彼女には、嘘のバレンタインデー風習を教えこんで、みんなで実行します。国民総出で、絶対にバラさないという協力無しにはできません。姫さまいじりをすることで、国の平和が保たれているわけです。
もっともだましているとは言っても、国民は心から姫さまを愛しており、姫さまも国民を愛しているので、和気藹々ムード。そんなほっこりした国の中で、姫さまが主君として一人前に成長していく様子は、ちょっと感動的。誇り高いお嬢さま属性が好きな人には強くオススメします。
丸くて白くてすべすべしていて柔らかい「ふともも写真館 制服写真部」
デザインフェスタで発表され、海外でも話題になった「ふともも写真館」シリーズのうち、『ふともも写真館 制服写真部』『ふともも写真館 制服写真部 〜夏〜』がポイント還元対象になっています。
女性の身体のイメージとしての「柔らかさ」「丸み」。その両方を兼ね備えているパーツの一つが、ふともも。おっぱいと違って男性にもあるから部分だからこそ、女性的ななめらかさを写し取る技術力がが必要になってきます。
「制服写真部」は学校制服、スクール水着、体操着とふとももの組み合わせで徹底している写真集。視点が低いので、まるでクラスの女の子を盗み見ているような気分になる写真ばかり。机などに押し付けたり、ニーソックスを食い込ませたりと、ふとももの柔らかさを表現するためなら手段を惜しまない。変化球としてベルトで縛ったり、筆を押し当てたりしているフェティッシュな写真も。
裏テーマ的に、ふくらはぎの撮影にもかなりこだわりが見られます。特にハイソックスの食い込みや、肌に残る跡の撮り方は、執念に近い。なおパンツは一切見えません。全力で白いふとももを楽しんでください。
艦これファン必見、光と陰の美しい世界「bob画集 aquamarine」
bob画集 aquamarine
イラストレーターbob初画集。9年間に渡り手がけてきた数々の作品に、描き下ろしを加えた300点以上のイラストを収録。 イラストレーターbobのこれまでを振り返る、ファン待望の1冊です。
「艦隊これくしょん」で川内型や妙高型などを描いているイラストレーターbobの画集。紙媒体だと3,240円、Kindleで20%オフの2,592円、今回は50%還元とものすごく安くなっているので、気になる人は買い時だと思います。ただし艦これのイラストは入っていませんので、そこだけご注意を。
この作者の絵は、かなり濃い目に厚塗りされているのが特徴。画面の中の光が力強く、同時に色使いで柔らかみを持たせている。構図が巧みで、画面の奥行きがとても気持ちいい。また自然光の色味の加減も絶妙で、キャラクターを浮かび上がらせる力に長けた作家です。
カードゲームや本の表紙や口絵イラスト、ボーカロイドのイラストや描き下ろしなど含めて300以上の大ボリュームで収録されています。
ロリコンのぼくは、壊れてしまう君を守るよ「しかばね少女と描かない画家」
しかばね少女と描かない画家: 1 (ZERO-SUMコミックス)
隣家に住む変わり者の博士が連れてきた少女・リリ。彼女には、死んだ天才女流画家ジュリの魂が入っており、その体は他人の死体で出来ているという。博士からの依頼で、リリに絵を教えることになった引きこもりの青年画家ネルは、そんな彼女と共同生活を始めることとなり――? 『レムルローズの魔女』の神江ちずが贈る、自身初のオリジナルストーリー、開幕。
画家なのに、全然作品を仕上げられない青年ネル。彼のもとに連れてこられたのは、美しい少女リリ。彼女は死体の中に、女性画家の魂が入れられた、特異な存在。記憶がない赤子同然のリリに、ネルは絵を教え始めます。
言うなれば、フランケンシュタインの怪物的な身体のヒロイン。なので、ひっぱりすぎると手も足も簡単にもげます。最大の注目ポイントは、ネルがこじらせたロリコンだと言うこと。リリの姿は彼のドストライク。求めていた究極の美です。もちろん手は出さないけれども、興奮して鼻血は出る。
絵が描けなければ画家としては生きていけない。リリだって存在そのものが異常だから、どこかでガタがくる。2人で暮らすうちに芽生える感情の儚さや切なさを、コミカルな味付けを加えつつ表現した作品。ロリコンが少女に美を見つけて愛する時、必ず立ち向かうことになる終焉と成長を、繊細に描きます。基本愛情あふれる物語なのですが、ちぎれたリリの足を見てうっとりするネルの行き過ぎた偏愛も見どころ。
ギャル萌えブームを垣間見る「ひょっとしてギャルは俺らに優しいのでは? アンソロジーコミック」
ひょっとしてギャルは俺らに優しいのでは? アンソロジーコミック (REXコミックス)
ギャルとの異文化コミュニケーション!? 俺達とはわかり合えない…と思っていたがひょっとしてそんなことはないかもしれない! 自由で奔放な女の子たちのかわいさが満載の妄想全開アンソロジー!
ひょっとしてギャルは俺らに優しいのでは? アンソロジーコミック: 2 (REXコミックス)
好評につき第2巻! 大人気「ギャルと”俺ら”」のストーリー! ★オタクの俺が未知(ギャル)との遭遇!? ★祭りに浴衣で油断しまくり!? ★保健室にてベッドの上で…!? ★服の乱れを僕が手直し!? ★課外授業をなぜか僕が!? ★ゲームセンターで急接近!? ★小さくなって飼い主(ギャル)のペット!? …全7作品収録!!
かつてはオタクにとって、天敵だった「ギャル」。今はすっかり、萌え対象です。タイトルを見てわかるように、自分たちよりギャルは上の存在で、「優しくしてくれる」という視点。はつらつと元気で明るいギャルに対しての強い憧れを、全ての作家が描いています。ギャルキャラは「意外と優しい」ところも魅力。太陽のように明るく照らしてくれる、活力あふれる存在です。
実はオタクだけれども普段友達とそういう話ができないギャル。隣の席でやたら絡んでくる馴れ馴れしいギャル。お互い相容れないと思って距離を置いていたはずのクラスメイトのギャル。ゲームセンターでUFOキャッチャーに夢中なギャル。
みんな思いっきり明るくパワフル。オシャレでキラキラしているので、見ているこっちまで元気になる。ああ、二次元のギャルは最高だぜ。
一迅社は他にも、ブームを掴んだアンソロジーを大量に出しています。どれもこれもクオリティが高いので、気になったらこの機会に買っておこう。
オススメは
「バブみ」たっぷり!アンソロジーコミック」
「年下女子にマウントされる アンソロジーコミック」
「パルフェ おねロリ百合アンソロジー」
不安な時に開きたい「自殺しないための99の方法」
自殺しないための99の方法
どうすれば自殺という未来を選ばずにすむかを、私はあがきながら思考し、実践しました。 本書は、その過程で生まれた行動と思考を、方法論としてまとめたものとなります。 私の思想と実体験に基づくものでしかありませんが、たとえ一部でも、この本を手にとってくださった方に強く生きる思考のようなものを届けられたら、こんなに嬉しいことはありません。
絵本形式になっており、イラストと短いアドバイスが、見開きで載っている絵本。「自殺しない」とパンチのある表題のためちょっとドキリとしますが、不安を感じる人や疲れた人全てにオススメできる本。むしろ追い詰められる前に読んだほうが力になるはず。
「あきらめる」「断る」「お花を枯らす」「なるべく付箋を貼らない」など、いかに頑張りすぎず心を守るかのコツを、具体的方法を含めて書いています。
たとえば「シュレッダーは一枚ずつかける」という項目。なぜかというと、そうすることで「過去が無に帰していく瞬間をじんわり楽しむ」という客観視が生まれるから。「まるでリストカットのような自傷的な感覚を味わえます」というのはウロコ。
「会社に行かない」という項目。理由は明白で、「生きている事以上の利点なんてどこにもない」から。会社がどうなろうと、自分の命が大切。この感覚は普段から覚えておきたい。24時間戦っちゃだめですよ。「転んでみる」「募集していない会社に履歴書を送る」「干し柿をつくる」「時計を五分遅らせる」など、どういうこと?という項目も多々。読むと「なるほど」が生まれる、視点を変えてくれる一冊です。
おわりに
かなり大規模なセール、新旧あわせて揃えるチャンスです。特にREXコミックスや百合姫コミックスはあらかた50%還元。絵の描き方資料集や、際どいエロ系イラスト集、BL本も多数揃っているので、眺めてみる価値ありですよ。
ライター紹介:たまごまご tamagomago
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/
ライター。エキレビ、このマンガがすごい!web、ねとらぼなどで執筆中。著書に「仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ!」など。女の子が殴り合うマンガをこよなく愛しています。デレマスは大槻唯P。ミリオンはロコP。
【告知】冬コミ新刊、シンデレラガールズによる観光ガイド第二弾「M@GICAL Traveller」京都編委託開始しました。花灯路や鴨川周辺、ミステリースポットなど、京都情報満載! よろしくおねがいします!(表紙:@uta_isaki)
メロンさん https://t.co/RUZE7P01go
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一迅社セールは2/1まで!お見逃しなく!
並びを週末の人気順に変更しました。『氷室の天地』一気買いしている方、多いですね!→『50%ポイント還元』一迅社フェア https://t.co/7bVNVGVD3h pic.twitter.com/Oj5YDiRUTi
— きんどう (@zoknd) January 28, 2018
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