Amazonが仕掛けるスマートスピーカーの中位モデル『AmazonEcho』の招待申請が通って無事本体をGETしました。
が、残念ながらどうにもうちのWifiとEchoが接続できないため本体交換となりました。明日にでも代替機が届くので、それでダメならわたしの環境の問題です。それらの検証も含めての招待制なのかもしれないですね。米本国ではそれなりに普及しているとはいえ、日本ではまだまだ手探り感のある代物ですから。
そんなわけでファーストレビューといいますか、オシャレな茶筒みたいなものを眺めただけなんですが、いい機会ですしAmazonEcho・Alexaにわたしが期待していることをお話しします。
あー、先に補足しますが代替機の手配やサポート含めてAmazonは万全でした。たまたま繋がらなかっただけで、普通に買うなら安心と言えるでしょう。正直、立場的にファーストレビューの取り合いみたいなところもあったので焦ってましたが、誰よりも早くサポートを体験できたのは美味しいかもしれません。
→ 追記:まだわたしは検証できてないのですが amazon.com と amazon.co.jp のアカウントを結合していた方は.comのほうでログインするとイケるみたい 参考ツイート
なんだかよくわからないAmazonEchoとAlexaに期待していること
AmazonEchoはデバイス(スピーカー本体)、Alexaは受け答えするアプリのこと。いわゆるiPhoneとSiriの関係ですね。竜王丸と龍神丸(中身)、ナイト2000とK.I.T.T、ウイングゼロとゼロシステム、アーバレストとアルみたいな関係ですか。Kindle(サービス)・Kindle(デバイス)・Fire(デバイス)・FireTV(動画サービス用デバイス)よりはわかりやすいですね。
わたし、つまりはこのサイト『きんどう』はKindle・プライムビデオの次にこのAmazonEchoとAlexaをコンテンツのメインに据えようと考えています。随分前からアメリカでの記事などは読んで情報収集はしているので、なにができてどういうものかはなんとなく理解してるのですよ。
・音楽が聴ける
・スマート家電が操作できる
・スキル追加で様々な機能が付加できる
・Kindleの読み上げをしてくれる *日本国内は非対応
・Amazonの注文が口頭でできる *欲しいものリスト等で管理
どう考えてもこんなのスマホでいいだろ。iPhoneをAirPlayでスピーカーとリモート接続したほうがサウンドシステム構築しやすいだろうし、そもそも『アレクサ、唐揚げの作り方を教えて』とクックパッドスキル解放で口頭で言われてもわかんねぇよ。それではメモの用意でもしろってのか。『アレクサ、牛乳届けて』でAmazonフレッシュ!か都内はいいですね!フレスコいくわ!
と、思いはするのですがね。やはりアメリカで普及していて、日本でもサービスリリース前からいろんなメーカー・サービスが飛びつく程度にはスゴイもの『なのかもしれない』と感じてたい。
まだ使ってないですし、実際なんだかよくわからない。スキル『Hey Miku!』を使えば初音ミクとおしゃべりすることが!(プレスリリース)なんてもうね、VR嫁のほうがスゴくね?とは思うけど、やってみないとわからない。やってみて、やっぱダメだなと思うかもしれないけど、なんだかよくわからないこいつはスゴイかもしれないものという期待をやっぱりしてしまう。まあ、いま手元にあるのはオシャレな茶筒モドキなんですが。
音楽がふたたび身近になる日がくるかもしれない
なんだかよくわからないAmazonEchoですが、スゴイ、こいつは音楽を流せるそうだ。
わたしは部屋でテレビを見るよりも音楽を流していることが多いのですが、AmazonEchoとMusicUnlimited(有料音楽聴き放題)、もしくはPrimeMusic(プライム会員特典聴き放題)でみなの音楽を聴く習慣ってのが帰ってきたり、新しくなったりすると面白いと期待してる。
京都に来ていろんなカフェやバーに入り浸ったおかげで普段聴かないジャンルやアーティストに出会うようになったんですがね。こういう聴き放題サービスを通じて新しい音楽を知ったり、それについてネット上の交流が増えていくようになればとても素敵だなと思うんですよ。みんなジャズを聴き給えよ、ジャズはいいよ、作業が捗るから。
「アレクサ(Alexa)、ご機嫌なジャズを再生して」
こんな声掛けで適当に音楽を再生してくれるなら、楽しい同居人として活躍してくれるでしょう。少なくともSiriさんはコレに反応して再生してくれるからオシャレな茶筒に期待したい。
スマート家電との連携がすごいかもしれない
ちょうど昨日ホットエントリーになっていた記事がわかりやすいのでシェア (彼女の) 家を (勝手に) 改造して近未来的にした話
AmazonAlexaだとスマート電球を導入すれば『電気を点けて』なんて口頭で指示できるんですよ。Echoの上位機種にするか、スマートホームハブデバイスがなければ約1万8千円くらい電球の導入費にかかります。懐中電灯をその辺に置いておくほうがよほど経済的だとは思いますな。
とはいえ、まだはじまったばかりですよ。ここで挫けずに普及につとめて市場が広がれば
「アレクサ、背中掻いて」で、スマート孫の手が背中を掻いてくれるようになるかもしれません。それよりよほど早くスマートTENGAが登場したりするんだろうなぁ。
いやね、本当にいま生活していてそんな困ることはないのですが「アレクサお茶淹れて」「アレクサつまみ用意して」「アレクサお布団乾燥させといて」とか、できるようになればそりゃ便利だろうなぁ。たぶん便利。できるようになればいいんだけどね。
これらも期待して使っているうちに、なんだかよくわからない形で実現するかもしれない。楽しみ。スマート家電が揃うか、実用的なメイドロボットが開発されるか、どちらが早いだろうね。
本当になんだかよくわからないスキルで楽しませてほしい
日本ではまだはじまっていないけれど、米本国では『AlexaSkillストア』が存在します。これから日本でスキルを開発しようと思っている人は是非チェックしてまずはインスパイアしていくといいんじゃないかしら。
クイズの読み上げやWikipediaをランダム再生とか、そもそも『絵』や『画面』がないからなんとも説明が難しそうなストアだ。日本でコレを仕掛けるにはWEBサービスの連携とか、やはりアニメ・ゲーム関連かなぁ……。ガルパン目覚まし時計? FGO関連のイベントがはじまると音声で通知くるとか? スマホでいいよね?
サッパリわからないのだけど、音楽を口頭で指示して流したり牛乳を届けてもらうだけの端末で終わらせるのはモッタイナイと思う。なんだかよくわからないから面白い使い方を探して見つけて普及させて『なんだかよくわからないが、これはスゴイ』と思える人たちを増やしていきたいと思う。
まあ、いま手元にあるのはWifiに繋がらないのでまったく無力な茶筒モドキなんですけどね。代替機、とても楽しみだ。
12月、アマゾン公式の東京・大阪でAlexaスキルのセミナーがあるそうです
来週開催のスキル開発ハンズオントレーニングの準備中。ハンズオンはおかげさまで満員となりましたが、ビジネスセミナー(12/12@東京⇒https://t.co/4De7JaQLfL、12/15@大阪⇒https://t.co/CDBrCO78TI)はまだ空きがありますよ。是非! #Alexa #アレクサ #スキル #アマゾン pic.twitter.com/4XhFoXKlt6
— Alexa Developers JP (@AlexaDevsJP) November 16, 2017
スキル開発者・どうにかして楽しみたいユーザー向けSlack開設中です
なにをどう楽しめばいいかわからないAmazon alexa の攻略slackを立ち上げます。スキル開発者とか積極的に使い尽くしたい方、意見交換していきましょう https://t.co/i1f7eds6Sb
— きんどう (@zoknd) November 16, 2017
わたしがひとりで『やぁや、AmazonEcho。こいつはスゴイぞ、たぶんスゴイぞ。なんだかよくわからないがスゴイぞ』と言っててもどうしようもないですし、わたしは騒いで広げるくらいしか能が無いので、一緒にAmazonEcho、Alexaを攻略してくれるパーティを募集しています。好きにチャンネルを作って、好きに仲間を募ってみんなで攻略しましょう。そんなコミュニティがあることが大事なんじゃないかと思うわけ。
最後に、きんどうのAlexa関連の今後の話
たぶん、米国のようにAlexaSkillストアが開設されたらKindleやプライムビデオの新着のようにリストチェックして面白そうだなぁというのはシェアするのと、Alexa対応のスマート家電のまとめ記事を書いたり、面白そうなら購入してレビューを書くかメーカーに交渉してプレゼントかクーポン貰うくらいまではやろうと考えています。
いまのところ、日本ストアはPDFでスキル一覧を張り出してるだけだからなぁ……スゴイよなぁ、雑誌の付録かよ。 Amazon Alexaスキル一覧 11月8日現在
「はじめまして! アマゾン エコーの せかいへ ようこそ! わたしの なまえは アレクサ AmazonAlexaスキルはぜんぶで 265しゅるい あるんじゃぞ」 みたいな
ここまで時折、電源を外して物言わぬAmazonEchoを眺めながら記事を書いているのですが、こいつは本当にスゴイやつなんだろうか。Siriさんと違ってスキルによる機能追加というのが『ゲームみたいでスゴイ!これはきっとスゴイ!』とワクワクしてここまで来たから、とにかくスゴイ子に育ってほしいし、そうなるようにちょっとは励む。その上で、コレで何か一発当ててお金になってくれれば万々歳なのだけれど。なんかこうアフィにならんもんかしら。
プライム会員限定の早期申請割引は昨日17日で終了しましたし、これから少しずつ『招待』という名の人柱のもとに数週間かけてAmazonEchoがやってくるんでしょう。受け取るひとそれぞれが『なんだろうこれ』と思いながら、なんとかこう弄っていくんだと思うと、とにかくスゴイ話ですよねぇ。AmazonEchoの前途に期待しましょう。こいつはたぶん、きっとスゴイ。
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